性別違和・性別不合

性同一性障害・GID

性別違和(GD)・性別不合・性同一性障害にホルモン注射を行なっています。
治療にあたり、精神神経科の診断書・紹介状が必要になります。MTF・FTMのホルモン治療中は定期的な「血液・ホルモン検査」が必要です。

MTF

MTF(Male to Female)の方は、女性ホルモンを摂取します。
当院のホルモン治療のおける注射は、ぺラニン・デポー(吉草酸エストラジオール)を使用しています。通常10~20mgを2~3週間隔で投与します。※接種間隔には個人差があります。

効果と変化
乳房の増大(女性化乳房)、乳輪の色素変化、乳頭の過敏性の増大、皮膚の艶の変化、女性型への体型の変化(骨盤周囲への体脂肪の増大)、あごひげや体毛の発育の減少、高い声、性欲減退、睾丸収縮。
副作用
女性ホルモン投与中は下記のような副作用・リスクを高めます。そのため、定期的な検査が必要です。(血栓症、造精機能喪失、心不全・心筋梗塞、脳梗塞、肝機能障害、高血圧など)

FTM

MTF(Female to Male)方の場合は、男性ホルモンを摂取します。
当院のホルモン治療のおける注射は、テスチノンデポー(エナント酸テストステロン)を使用しています。通常125mgまたは250mgを2~3週間隔で投与します。※接種間隔には個人差があります。

効果と変化
月経停止、声帯変化(声が低音に)、体毛の増加、毛が固く(剛毛)、ひげの増加、頭髪減少、筋肉質、男性型への体脂肪分布
副作用
男性ホルモン投与中は下記のような副作用・リスクを高めます。そのため、定期的な検査が必要です。(多血症、肝機能障害、脂質代謝異常、骨粗鬆症、にきび、男性型脱毛症など)

料金表

FTM 男性ホルモン注射 3,300円
MTF 女性ホルモン注射 2,200円
診察 初診料 3,300円
一般血液
+ホルモン検査
11,000円
  • ※表示価格は税込価格です。
  • ※治療期間中は定期的な血液検査が必要になります。
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