陥没乳頭

陥没乳頭

陥没乳頭は、乳頭(乳首)が乳房の内側に引き込まれて、凹みのある乳頭の状態です。乳頭内の母乳の通る乳管が十分に発達していない状態や乳頭が周囲組織の固さにより下に引っ張られたような状態になっていることがあります。 陥没により授乳がしにくくなったり、乳腺炎の原因になることもあります。

陥没乳頭の状態

陥没乳頭には容易に引き出せたり、刺激を与えると乳頭が出てくる「仮性陥没乳頭」と埋没したままの「真性陥没乳頭」があります。真性の場合は、授乳がしにくくなったり、乳腺が炎症を起こす「乳腺炎」の起こすことがあります。
陥没乳頭は一人ひとり引き込み具合に差があります。状態により、適切な治療方法を選択しします。

治療方法

乳頭が陥没する原因となる乳管周囲の瘢痕性の短縮した組織を剥離します。そして乳頭を引上げ、再陥没しないように固定します。当院では乳管を切断せずに伸ばして温存することで、陥没を改善する治療を行っています。
重度の場合は、乳頭を切開し、剥離を行い陥没を改善します。軽度の場合は、乳頭の根元を数mm切開し、剥離を行います。

陥没乳頭の治療はこのような方におすすめ

  • 乳首が凹んでいて悩んでいる
  • 見た目が気になる
  • 将来、授乳へ影響がないか心配

治療について

治療時間 45~60分
麻酔 局所麻酔
経過 治療翌日からシャワーが可能です。
内出血・腫れ等が見られる場合もありますが、時間の経過とともに治まります。 傷跡の赤みは3ヶ月ほどでほぼ目立たなくなります。
通院 7~10日後に抜糸を行います。
その他 下着により強く乳頭を圧迫したり、うつぶせ寝は1ヶ月間控えてください。
治療後、性感帯として鈍く感じることがありますが、通常時間の経過とともに改善します。

料金表

陥没乳頭修正 297,000円
  • ※表示価格は税込価格です。
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