しみ治療に使用されている従来QスイッチYAGレーザーはナノ秒(10億分の1秒)のレーザー照射によってしみの色素を破壊、除去治療を行います。
ピコレーザーは、ナノ秒よりもさらに短いピコ秒(1000億分の1秒)のさらに短いパルス幅が特徴のレーザー治療です。
レーザー治療は照射により熱が発生し、周辺組織へ影響が生じます。肌への負担は、レーザー照射時間に比例して大きくなります。ピコレーザー(エンライトンⅢ)はピコ秒のレーザー照射で周辺組織へのダメージを少なく、痛みを最小限にしみの除去を行います。
ピコレーザーによるしみ治療
1回の瞬きは平均で100ミリ秒(0.1秒)。
1ピコ秒はその1000億分の1秒。
パルス幅がピコ秒単位のレーザーを
ピコレーザーといいます。
ピコレーザーの特徴
しみ除去のしくみ
ピコレーザー(エンライトンⅢ)はしみやそばかす、ADMなどのメラニンを含む色素をより細かく破壊することでしみやそばかすをきれいに除去していきます。
老人性色素斑・日光黒子
顔に見られる不定形、大小異なる色素班で平坦なものを老人班、盛り上がりのあるものを脂漏性角化症と呼んでいます。老人班は自然に消えることはありませんが、紫外線によって色が濃くなったり、遮光によって薄くなったりと少し症状の変化が見られます。
そばかす(雀卵斑)
そばかすは、鼻・下まぶたからほほにかけて左右対称に数mm程度の色素班が見られます。他のしみと比べて発症が早く、学童期から見られたり、家族にも見られることが多いです。紫外線にあたる機会が症状が軽快することが多いです。
ADM
(後天性真皮メラノサイトーシス)
ADMは通常20歳以降に発症する色素班で頬や下まぶた、鼻に発生し、ほとんどが左右対称に現れます。症状の変動が少なく、自然に改善することはありません。ADMは活性化状態ではないのに真皮内のメラノサイトが色素を作り始めるものと考えられています。
しみの種類
- 老人性色素斑・日光性色素班
- 雀卵斑(そばかす)
- ADM(後天性真皮メラノサイトーシス)
- 口唇メラノーシス
- 肝斑
しみの除去治療はこのような方におすすめ
- しみの数が増えた
- しみが大きくなった
- しみがメイクでカバーできない
- 早くしみを取りたい
- ダウンタイムを少なくしたい
しみのレーザー治療について
治療時間 | 5分 1つのしみへの照射は数秒で終了 |
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麻酔 | 通常必要ありません。 |
治療後の経過 | レーザー照射直後は、色素に反応して白くなりその後、赤みが生じます。しみの濃さや大きさにより、かさぶたが生じます。 治療後は、1週間前後テープで保護を行います。かさぶたは7日間前後で自然にはがれてきます。かさぶたがはがれた後は、ピンク色の新しい皮膚が見られますが、その後一時的に色素沈着となります。1~2ヶ月前後かけて通常の肌の色に落ち着いてきます。 |
通院 | 通常通院の必要はありません。治療後の経過は随時、診察を行っています。 |
その他 | 赤みがある状態で紫外線に当たると色素沈着が強くなり、再度のしみの原因となります。赤みのある期間中は、紫外線対策が必要です。 通常1回の治療でしみは除去できますが、状態により2回目の照射が必要になることもあります。 |
料金表
ピコスポット | 1mm | 3,300円 | |
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全顔 取り放題 | 118,800円 | ||
そばかす(目元・頬上) | 55,000円 |
- ※表示価格は税込価格です。